未来とつながろう KAKEHASHI

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CREATOR

Antenna

京都を拠点に活動するアーティストグループ

Works

『常世ウツシ』

2008年 檜、樹脂、玩具、その他
150 × 600 × 450 cm (可変)

2009年にTSCA Kashiwaにて行われた個展にて発表した作品。
≪現代御札都市曼荼羅≫では現代都市の表層部分、表や光に焦点を当て発表していたのに対し、この作品では現世(うつつ)が反転した世界を展開。その反転世界は、単にネガティブな意味や表の対比を意味する裏や影ではない。表層的で希薄な現代社会の深層をたどっていくと、そこに住む人々の暮らしや風習、プリミティブな感覚に出会い、それこそが本来の人の中に存在する「真理」だと捉え、表現した作品。

『現代御札都市曼荼羅』

2007年 紙、玩具、その他
500 × 700 × 800 cm (可変)

2007年に韓国の京幾道美術館にて滞在制作し、発表した作品。
現代都市の風景を描いたこの作品では、高層ビルの表面に「ヤマトピア遊戯券」が貼られており、またビルの上には随所に動物や重機が配され、下を走る道には車両が走っている。

『マツリヤタイ』

2006年 檜、絹布、洋金箔、FRP樹脂、他
180×360×360 cm

2006年にヤノベケンジ氏との二人展「森で会いましょう」(大阪府立現代美術センター)にて発表した作品。Antennaにとって、それまで中心としてきた映像での表現から、現実世界に拡張していくインスタレーションへと展開するきっかけとなった作品。この作品の制作を機に、現メンバーの市村はAntennaへ加入した。
総檜造りの本体は御神体が移動する際の乗り物をモチーフに、宮大工をはじめとする木工職種関連のあらゆる技法の中から独自の視点で選択され、再構築され、組み上がっている。