猪子寿之(Inoko Toshiyuki)

WORKS

2009
01.12

actface

Author:運営事務局

Tags: 猪子寿之

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2007年のau design peojectでケータイのコンセプトモデルを発表。



product details
ケータイを使う行為に、新しい価値を。
ケータイの画面・インターフェイスは、話したり、メールしたりする機能を使うために存在しています。 インターフェイスそのものは、機能のために、しょうがなく存在するもの。
話したい人の電話番号を打つこと自体は、目的ではなく、相手と話すためにしょうがなくやっていることです。
インターフェイスが、いくら使いやすくなっても、いくらかっこよくなっても、インターフェイスは、話したり、メールしたりするために、しょうがなく使う存在です。
しょうがないが、しょうがなくない、そうなったらなと考えました。

concept
コンテンツインターフェイスというコンセプト。
本来の目的のために最適なインターフェイスでありながら、本来の目的のために使ったり操作したりする「行為」そのものに、別の価値を持たせ、「行為」自体を楽しいものにし、インターフェイスそのものを、コンテンツにしようとする、新しい概念です。
本来の目的に最適な使いやすさと、使用することや、操作すること自体が、本来の目的と関係なく楽しい、その2 つが完全に同居するようなインターフェイスを考えてみました。
話したり、メールしたりするために、使ったり、操作したりすることが、別の楽しみを持つケータイ。使っていくうちに、ケータイ本来の目的を忘れ、インターフェイスを楽しむために、ケータイを使ってしまうようなケータイ。そんなケータイが、チームラボが考える新しいケータイのコンセプトです。
ケータイを使うために、必要だったインターフェイスから、使っていくこと、そのものが楽しいインターフェイスへ。

product design
はっきりと存在するモノではなく、情報のカタマリのような存在それは、まるでやわらかい光を握っているような、あいまいな存在に どこがモノとしての境界線なのかわからないモノ。
それはもはやプロダクトではないような、物質としての存在があいまいであるかのように表現したいと考えました。にぎったときにやわらかく、ぼんやりと、光に包まれている、そんなケータイをデザインしました。

フィジカルタッチパネルスクリーン
従来のケータイでは、ひとつのボタンにいろいろな表記があるために、普段あまり使わないような機能を使用しようとする際には、どのボタンを押せばよいのか分かりません。
actfaceでは、シーンによって変わるボタンの機能に合わせて、ボタン表記を変えることで、複雑なボタン操作をより分かりやすくしています。また、ケータイを操作する際の、「ボタンを押す」という行為そのものは、身体的に馴染みのあるものなので、そのまま大事にしたいと考えました。
そのため、ボタンの盤面はタッチパネルスクリーン上に「使い慣れたボタン配置」のまま、透明の樹脂ボタンを乗せています。
そうすることで、指先が覚えているボタン配置の感覚で、気軽にボタンを押すという身体的な行為はそのまま保ちながら、より快適にケータイを操作できるようにタッチパネル部分をデザインしています。

●actface Rhythm

actface Rhythm(interface design) from TEAMLAB on Vimeo.

-product details
さわっていること、それじたい、きもちいい 普段のケータイを操作することが、リズムとなり、水墨世界の映像になる

-concept
音楽を直接奏でるのではなく、普段のケータイを操作すること、ボタンを押すこと、そのものが、リズムとなり、まるで音楽を奏でるように、映像を奏でることになります。 リズムのインターフェイスは、あなたが奏でる水墨の世界。あなたがケータイを操作するリズムに合わせて、水墨の世界が描かれます。電話番号をかける、メールを書く、普段の操作のために、いつもたくさんボタンを押しています。そのボタンを押す行為を、リズムだと考えました。 インターフェイスは、リズムに合わせて、インタラクティブに、連動した映像となります。

●actface PLAY

actface PLAY (interface design) from TEAMLAB on Vimeo.

-product details

つかっていくこと、それじたい、たのしい。
普段のケータイを使っていくことが、物語となり、あなたの町になる

-concept
物語を直接操作するのではなく、普段のケータイを使うこと、そのものが物語をプレイすることになります。
プレイのインターフェイスは、あなたの町。あなたの町は、あなたがケータイを使っていると成長していきます。
あなたの町には、電話帳のみんなが住んでいます。あなたの町では、いろんな事件が起こります。
電話やメール、写真、音楽と、普段の生活の中で、あなたはケータイを使っています。
ケータイはあなたの生活そのもの。
日々の生活の中で、ケータイを使っていく行為が、あなたの日々を映したもう1つの物語をつくり、そして、ケータイを使う行為が、その物語をプレイすることだと考えました。
インターフェイスは、あなたの生活に連動して成長していくあなたの町となります。

TRACK BACK
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PROFILE

ウルトラテクノロジスト集団チームラボ代表。徳島市出身。 1年間の渡米を経て、01年東京大学工学部計数工学科卒業と同時にチームラボ創業、代表取締役に就任。04年、東京大学大学院情報学環中退。大学では、確率・統計モデルを、大学院では、自然言語処理とアートを研究。ブランドデータバンク取締役、産経デジタル取締役を兼任。

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